カラマツストーブ普及有限責任事業組合
〒391-0211 長野県茅野市湖東2030-1
TEL.0266-76-2758/FAX.0266-76-3170
カラマツストーブ普及有限責任事業組合
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針葉樹を燃料にすることで、通常の薪(まき)と比較して、炉の内部温度が7割以上(当社比)上昇します。このため、少ない燃料で暖めることが可能となっています。
しかし、一般的な薪ストーブでは1,000℃以上の高温に耐えることができません。当社のカラマツストーブは職人による特殊な鋼材溶接方法により、耐熱限界を上げることに成功。これにより、従来では難しかった針葉樹の薪ストーブが完成しました!!
薪ストーブが鋳物製か、鉄製かに関わらず、従来の全ての薪ストーブは共通した宿命的な弱点をもっていました。この弱点を複雑な装置などを一切用いず、ストーブの構造だけで克服したのがカラマツストーブです。従来の薪ストーブの弱点とカラマツストーブの性能を比較してみると似下のようになります。克服した技術は、囲炉裏、カマド、炭焼き釜、登り窯など日本の古来からある燃焼様式を一台のストーブに凝縮した技術でした。
ですからカラマツストーブは、従来のヨーロッパモデルに対して革命的な「日本モデル」のストーブと呼ばれるのです。
※カラマツストーブは職人によって、ひとつひとつ丁寧に作られていますので、お渡しまでお時間を頂いております。
広い場所でもこの薪ストーブ1台でまかなえてしまいます。
石油ファンヒータだとちょっと離れた場所では温度が上がりませんが、カラマツストーブを効率良く使用すれば、家全体を暖めることができます。
※新築・リフォーム時に暖気が家全体に回るように設計していただくと、より効果的に家全体を暖めることができますので、施工会社様へご相談していただくことをお勧めいたします。
従来の薪ストーブの焚きつけは、薪に焚きつけるまで10分も20分もかかっていました。カラマツストーブでは、スギの枯葉など一握りの焚きつけだけで、約10秒~20秒で薪に着火します。
今までの薪ストーブでは、燃焼熱の半分近くが煙突から排出されていました。カラマツストーブは排気と廃熱の分離により、熱が炉内に再循環、再燃焼するため、燃焼熱の90%近くが室内に放出されます。
このストーブから出る熱はすべて遠赤外線です。煮物、焼き物に最適であるほか、体に優しく、ファンなしでも遠くまで熱が届きます。
高温燃焼(ストーブ外壁からの放熱600℃内外)と遠赤外線効果のため広い空間の暖房ができます。
一例として・・・非常な寒冷地にある木曽町立「ふるさと体験館」(全館吹き抜け、広さ約200平方メートル)ではカラマツストーブ一台で終日暖房をまかなっています。
ストーブの材質が鋳物製だと、その耐熱限界温度は300度~400度cです。普通の鉄板でもこれ以上の温度で焚くと、歪みや座屈を起こします。このため従来型のストーブでは、燃焼熱の低い広葉樹の薪が推奨されてきたのです。カラマツストーブは厚い鍛鉄(日本独自の鍛えた鉄、日本刀などで使われる)を使っているので、高温に耐え粘りもあるので針葉樹の高温燃焼(1000度内外)に充分耐えられるというわけです。広葉樹の薪は品不足に加えて高価であるのに対して、針葉樹薪は豊富で値段も半値くらいというのも魅力的です。
このストーブは今から25年も前に開発されていて、その一号機は今も、信州霧が峰高原の酷寒地で、全く痛んだところもなく現役として活躍しています。耐久性は実証済みで、一生ものと言えるでしょう。
針葉樹の薪はすぐ燃えてしまい、火持ちが悪いといわれますが、これは「サナ」の上で燃すからです。カラマツストーブは囲炉裏などで燃すような、溜めた灰の上で燃す構造のため、火持ちが良いのです。又、燃えて灰になってしまう前に熾き状態が続くので、高温で火持ちが良いというわけです。
植林されたまま手入れもされず放置されてきた針葉樹の人工林は荒れ果て、災害の原因にもなっています。
森林整備で間伐が行われていますが、間伐材の用途が少なく、伐られたまま放置されているのが現状です。
これらの材を薪として利用できれば資源の有効活用になります。同時にその分の石油消費が減り、温暖化原因のCO2排出も減らすことができます。自然な暖かさに包まれた生活を楽しみながら、なおかつ環境保全に貢献できるというわけです。
ストーブ本体内に二次燃焼が完結するため、煙突内にタールが固く着くということはほとんどありませんのでメンテナンスの手間がかかりません。
よく乾燥させた薪を使うことが条件ですが、煙突掃除は1シーズン1回ほどで済みます。
また炉内の灰取りも簡単です。炉底の灰は通常約4~5cmの厚さを保ちます。それ以上になった場合にその分の灰を取ります。カラマツやアカマツなど針葉樹の薪を燃やしている場合は1シーズン2~3回ほどで済みます。
【灰取り】
炉底の灰は通常約4~5cmの厚さを保ちます。
それ以上になった場合にその分の灰を取ります。
【煙突掃除】
ストーブ本体内に二次燃焼が完結するため、煙突内にタールが固く着くということはほとんどありません。
煙突掃除は一シーズン1回ほどで済みます。ただし、よく乾燥させた薪を使うことが必須条件です。
■サイズ
<本 体> | 幅300×高さ450×奥行き800mm |
<重 量> | 55k |
<煙 突 径> | 200mm |
■価 格
<本 体> | 基本モデル:212,800円(税抜) 窓付きモデル:294,000円(税抜) |
<煙 突> | 20,000円~ ※設置場所によって異なります。 |
<備 品> | ベース板+AL(木)※ストーブ下に設置 30,000円~ |
<設置費用> | 200,000円~ ※設置場所によって異なります。 |
※税抜価格 |
■ランニングコスト
<長野県蓼科の場合>※冬場、最高気温が0度以下の場合がある土地柄です。
●広さ | (1軒家・1日中お使いになるご家庭) |
●年間薪消費量 | 5立米(薪代:約75,000円) |