薪ストーブとはちょっと違うカラマツストーブ

薪ストーブとはちょっと違うカラマツストーブ

カラマツストーブ普及有限責任事業組合
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TEL.0266-76-2758/FAX.0266-76-3170



薪ストーブとカラマツストーブ

■10秒着火のヒミツ

最初の手間やちょっとしたコツさえつかめば、いつでも10秒着火ですばやく暖かい部屋にできます!

 

実は、カラマツ(針葉樹)の燃焼には、灰がたまっていたほうが理想的な燃焼になるんです。

初めてお使いになる時は、最初の10~15日くらい広葉樹を焚いて灰を作っていただくと、一掴み程度の杉の枯葉や

新聞紙で10~20秒で薪に着火します。

その後、厚さ4~5cmの灰を保つように灰取りをすれば、ず~っと10秒で暖かに!

また、「おき」が残っていればそれを手前に掻き出し、その上に薪を置くだけで着火します。

 

■操作方法

●焚きつけ

 

薪ストーブ 操作方法

薪ストーブ 操作方法

1.薪を数本(炉の半分から3分の2程度)、焚き付けを置く

 のに20cmほどの余裕をもって入れます。

2.手前に一掴み程度の杉の枯葉(最適)、新聞紙などを置いて

 火を着けます。

 吸気口を全開にし、扉を閉めればそのまま勢いよく燃焼を始

 めます。

●火力調整

火力調節は吸気口上部にある開閉弁(小さな鉄片)だけです。温度を上げたい時は薪を増やして開閉弁を全開に、下げたい時は

開閉弁を下げ吸気口を狭くしてください。最初から低めにしたい時は一度全開の状態でしばらく焚き、薪全体に炎がまわった後、吸気口を絞って調節してください。

薪ストーブ 火力調整

薪ストーブ 火力調整

■窓付きモデルの窓から見た吸気口開閉弁全開時の炉内

■吸気口開閉弁全閉時の炉内

 

●消火

扉を閉めた状態で吸気口開閉弁を完全に閉めてください。

瞬間的に完全消火はできませんが、炎がおさまり「おき」状態のまま燃え尽きます。

 

 

■メンテナンス

●灰取り

適度な灰が燃焼を良好にします。4~5cmくらいの厚さに保つようにし、それ以上になった場合はその分だけを取り除きます。

灰の溜まり具合は薪の材質、乾燥状態などで異なりますので、状況を見ながら掃除してください。灰取りに最適な用具は

「十能(じゅうのう)」と「金箕(かなみ/かねみ)」です。

これも日本古来からの優れた道具ですので、これらの道具も復活させたいものです。

●煙突掃除

シーズン初め又は末には必ず煙突の掃除を行ってください。

よく乾いた針葉樹を薪として使っている限り、1シーズンに1~2回程度で済みますが、焚いている間に排気が良くない

(吸いが悪い、吸気口を全開にしても勢いよく燃えない)、吸気口から煙が出るような場合は、煙突の設置状況が悪いか、

煙突にすすやタールが付いていることが考えられますので、点検・確認してください。

煙突内で、すす・タールが一番溜まりやすいのは、横引き煙突の場合は屋外、立ち上がりの曲がりの部分(エルボ)です。

底蓋を開ければ取り除けます。

次に溜まりやすいのは、横引きの部分です。室内のエルボと外のエルボの蓋を開け、掃除具で外に押し出すだけで掃除できます。

 

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