代表挨拶

当組合はカラマツストーブ発祥の項で紹介したような経緯で誕生しました。もともとストーブ販売による利潤を求めることを目的にした組合ではありませんので、ストーブの普及組合を中心に、製造所、普及代理店、林業者、ユーザー、行政、環境団体が連携して安全対策やまきの安定供給、また自然や森林についての学習会などを企画しています。
今までほとんど商業的な宣伝をしてきませんでしたが、行政やマスコミの協力と友好団体、ユーザーなどの口コミによって普及が進められてきました。私どもは最初全員がストーブに関してはズブの素人でしたが、約3年の試行錯誤と研究によって今では全員がストーブに関するオーソリティーとなることができました。
わたし達の運動の中でカラマツストーブの普及運動は第一歩です。森林のより豊かな再生と地域循環型社会の構築に向けて、更に多くの地域に眠るエネルギ一、例えば豊富な河川の水を電気に替える。地域の気候条件を生かした産業の再生、都市との連携などによって、山間地の限界集落を活性化させるなど、遠大な計画に向けて一歩一歩運動を進めていく所存です。