10秒着火の秘密

■10秒着火のヒミツ

最初の手間やちょっとしたコツさえつかめば、いつでも10秒着火ですばやく暖かい部屋にできます!
実は、カラマツ(針葉樹)の燃焼には、灰がたまっていたほうが理想的な燃焼になるんです。
初めてお使いになる時は、最初の10~15日くらい広葉樹を焚いて灰を作っていただくと、一掴み程度の杉の枯葉や新聞紙で10~20秒で薪に着火します。
その後、厚さ4~5cmの灰を保つように灰取りをすれば、ず~っと10秒で暖かに!
また、「おき」が残っていればそれを手前に掻き出し、その上に薪を置くだけで着火します。

■操作方法

●焚きつけ

  1. 薪を数本(炉の半分から3分の2程度)、焚き付けを置くのに20cmほどの余裕をもって入れます。
  2. 手前に一掴み程度の杉の枯葉(最適)、新聞紙などを置いて火を着けます。
    吸気口を全開にし、扉を閉めればそのまま勢いよく燃焼を始めます

 

●火力調整

火力調節は吸気口上部にある開閉弁(小さな鉄片)だけです。温度を上げたい時は薪を増やして開閉弁を全開に、下げたい時は開閉弁を下げ吸気口を狭くしてください。最初から低めにしたい時は一度全開の状態でしばらく焚き、薪全体に炎がまわった後、吸気口を絞って調節してください。

●消火

扉を閉めた状態で吸気口開閉弁を完全に閉めてください。
瞬間的に完全消火はできませんが、炎がおさまり「おき」状態のまま燃え尽きます。

 

■メンテナンス

●灰取り

適度な灰が燃焼を良好にします。4~5cmくらいの厚さに保つようにし、それ以上になった場合はその分だけを取り除きます。
灰の溜まり具合は薪の材質、乾燥状態などで異なりますので、状況を見ながら掃除してください。灰取りに最適な用具は「十能(じゅうのう)」と「金箕(かなみ/かねみ)」です。
これも日本古来からの優れた道具ですので、これらの道具も復活させたいものです。

●煙突掃除

シーズン初め又は末には必ず煙突の掃除を行ってください。
よく乾いた針葉樹を薪として使っている限り、1シーズンに1~2回程度で済みますが、焚いている間に排気が良くない(吸いが悪い、吸気口を全開にしても勢いよく燃えない)、吸気口から煙が出るような場合は、煙突の設置状況が悪いか、煙突にすすやタールが付いていることが考えられますので、点検・確認してください。
煙突内で、すす・タールが一番溜まりやすいのは、横引き煙突の場合は屋外、立ち上がりの曲がりの部分(エルボ)です。
底蓋を開ければ取り除けます。
次に溜まりやすいのは、横引きの部分です。室内のエルボと外のエルボの蓋を開け、掃除具で外に押し出すだけで掃除できます。